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執筆者の写真井澤晴香

働くイメージが膨らんだ機会


研究員:井澤晴香

研究した企業:株式会社鈴木又五郎商店

レポート日:2022.8.15


都内の高校に在籍していますが、今夏から1年間の留学のため現在はイギリスで暮らしています。部活動はミュージカル部で演劇だけでなく舞台道具作りまで携わっていました。このインターンシップを進路や将来の職業を考えるきっかけにしたいです。


#印象的だったこと

専務さまが「やりたことと仕事が一致しているので楽しんで仕事ができている」とお話されていたことが心に強く残りました。

私は仕事を社会貢献できる反面、困難が多く楽しいことではないと考えていました。しかし専務さまは、これまでの経験や社会課題やニーズを上手く組み合わせ、自分の想いを仕事の中で体現するため、辛いことも楽しみのひとつとポジティブに捉えておられることが印象的でした。


#企業の印象

それぞれの業務に合わせた柔軟な勤務体制があるというお話を伺って、社内の雰囲気も良く、働きやすい環境が整えられているという印象をうけました。

「稲作文化を守っていきたい」「秋田県民の健康意識を高めたい」という地域への強い思い、地元の方とつながりを大切にしている姿勢、時代のニーズに応える柔軟性は、正に”誠実と情熱”という理念に即していると感じました。


#気づいたこと

今回の取材を通し、地方企業や中小企業の良さに気づくことができました。地方ならではのコミュニケーションが、お客さまと企業間でも生かされ、強い信頼関係が育まれていると感じられました。このようなコミュニケーションや繋がりが都市部まで広がってほしいと強く感じました。また「稲作は一つの伝統的な文化である」という専務さまの言葉から稲作についての知識を深めたいと思いました。



-感想-

ハワイで働かれた経験を持つ専務さまにインタビューできること。販売されているHAPARICEやパンケーキミックスにも興味を抱いていたので、下調べの段階からワクワクしていました。

インタビューでは、これまで抱いていた地方企業や中小企業に対するイメージが覆るほど、多くの素晴らしさに気づくことができ、将来働きたい企業のイメージが膨らみました。実際に社会で働く方の職業に対しての誇りや楽しさなど、これまで想像できていなかったことが、新しく刻み込まれ、”堅苦しい”という仕事に関する固定観念が崩されました。「秋田県民の健康志向を高めたい」という強い思いから取り組まれた商品開発のお話では、学校の勉強だけでなく社会に出てからも、目指していることに向かい、ひたむきに努力を続ける重要さを学びました。

専務さまが、子供がいることをハンデにしない働き方を実践しておられ、これからの女性のあるべき姿ではないかと憧れも抱きました。今後も、私が知らない働き方や生き方、企業の姿を知ることで、価値観を磨きたいです。


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