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執筆者の写真沖 郷平

向き合い寄り添うことの大切さ


研究員:沖 郷平(おき きょうへい)

研究した企業:株式会社斉藤光学製作所

レポート日:2021.9.21


大阪大学3年生

インドネシアの言語や文化、社会問題などを学んでいます。人生経験したもん勝ち精神で様々なことに挑戦しています。暮らすような旅をするのが好きで、長期休みになると島や田舎といった地方に行き、長期滞在で現地の人の交流を楽しんでいます。


企業の印象

社長様と従業員との間に深い信頼関係があり、明るい雰囲気のあるアットホームな企業様であると感じました。「関わる人をHappyにしたい」という理念を持つ社長様の周りには、笑顔が絶えず幸せオーラ満開の従業員がいました。従業員に寄り添った制度改革により、従業員の保育費7割補填や年間休日の増加などがされたことで従業員が働きやすい環境が作られていると感じました。


取材して心に残ったこと

社長様や大川係長が従業員一人ひとりと向き合いコミュニケ―ションを取ることを心がけていると口を揃えてお話されていたことがとても印象的でした。上司と部下の上下関係ではなく、自分たちが従業員の背中を押してサポートしていくリーダーをそれぞれ目指されていました。チーム一丸となって仕事に取り組んでいきたい想いのある社長様や大川さんは素敵な上司の姿であると思いました。


取材を通して学んだこと

相手を否定せず真摯に向き合いコミュニケーションを取ることの大切さを学びました。周囲のレッテルを気にせず、その人に向き合い寄り添ってコミュニケーションを取ることにより、相手の新たな一面や価値観を知ることができ、相手を理解することができる。これは良い対人関係を築き上げるために最初に意識すべきことであり、最も大事な事柄です。これからはこの学びを生かしたコミュニケーションをしていきます。



-感想-

今回の取材を通し、コミュニケーションの本質に気づきました。大川係長は従業員と接する際「レッテルを貼らずその人と向き合い寄り添ってコミュニケーションをとることを意識している」とお話されていました。これまで私は初対面の人や仲良くなれない人には、視覚的イメージや先入観などから無意識にレッテルを貼り、コミュニケーションを避けていたことがありました。向き合い寄り添って初めて相手のことを理解できるという考えは相手の価値観を知る上で忘れてはいけないと思いましたので、今後はこれまで避けてきた相手にも自分から話すことを心がけていきます。

また、社長様の「関わる人をHappyにしたい」という理念はとても魅力的で、取材中もその理念が人柄に表れていました。従業員一人ひとりと真摯に向き合い幸せを常に考える姿勢があるからこそ、従業員の信頼を集め慕われていると感じました。社長様との出会いは周囲を巻き込む力のお手本と出会う機会となりましたので、私も他者の幸せのために何ができるかを常に考え、自分から積極的行動していきます。


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