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執筆者の写真大空優太

好きなことを「職」にするということ

遠山 和則(とおやま かずのり)さん

勤務先:株式会社阿部モーター商会

担当業務:自動車整備員

勤務年数:5年

職務内容:車の修理・整備などの作業




 

遠山さんに聞いてみました


■阿部モーター商会に入社する前は、どのようなお仕事をされていたのですか

初めての就職先は群馬県で、車とは全然関係ない製造業で4年ほど、その後、羽後町に戻っても製造業で働いていました。


■阿部モーター商会に転職された経緯を教えてください

免許を取った時から車が好きで、自分でドレスアップや整備を手がけていましたので「いつか自動車整備を仕事にしたい」と思っていました。車に関わる仕事がしたいと考え転職し、今とは別の車屋で営業職に就いていましたが「整備の仕事がしたい」という思いが強くなっていました。

3人目の子どもが生まれて、一番上の子も小学校に上がる時期でしたが、思い切って転職を決意し、働き口を探していたところ、こちらの求人を見つけ「働かせてください」と、直接電話をして雇っていただきました。





■車屋は地域にどのような「価値」をもたらすことができると思いますか

地域を走る路線バスが廃止になりましたので、車は無いと生活が成り立たないほど大事な移動手段です。車検や修理などおこなう車屋は地域の人たちにとっても身近な存在なので、安心して乗れるよう整備することが一番の「価値」になると思います。


■仕事をしていく中で「もっとこうしたい!」と思うことはありますか

今、一番興味を持っているのが足回りなので、真っ直ぐ走らせるためのタイヤの向きや角度など、結構難しいんですが、少しずつ勉強していき極めたいなと思っています。





好きなことを仕事にできて「よかった」とか「やりがい」を感じることはありますか

製造業の時は、ほぼ毎日同じような作業だったので、どうしても飽きるというか、雑になる時もあったりして(笑)、 その時に比べると今の仕事はやりがいしかないって感じですね。

例えば、走行中に異音がすると持ち込まれた車の原因を突き止め部品交換し異音がなくなったとか、直したという実感が得られるというところ。前職に比べると本当に毎日楽しいですし、何より飽きがこないです!


■ズバリ!遠山さんにとって「働く目的」とはなんですか

第一は、子どもを養っていくためということです。コロナ前は、妻の実家に車を走らせ遊びに行くことも多かったので、どうなれば壊れるってことを働きながら勉強し、車を長持ちさせるよう自分の車に反映させていました。家族が安心して乗れる車を維持するといったことが、自分のためにもなり、そのためにも働いている感じです。



 

取材:大空優太

取材日:2021.03.17





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