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執筆者の写真藤本真綾

故郷で貢献したい

高橋 直宏(たかはし なおひろ)さん

勤務先:農業組合法人こまち野

勤続年数:4ヶ月

職務内容:配達、いちごの選果・パック詰め・手入れなど






 

高橋さんに聞いてみました


■入社の経緯を教えて下さい

地方で生まれ育ったので「一度は東京で働いてみたい」という思いから上京しました。印刷業で働いていましたが「いずれは地元に戻って仕事をしよう」と考えていたこともあり帰郷しました。

こまち野がいちごを作っていることは地元で有名ですので存在を知っていましたし、実家が農家ということもあり、将来を考え、農業系の仕事に就きたいと高校生の時から興味を持っていました。


■転職されて、ご自身で変化など感じることを教えてください

東京での仕事は、時間内にどれだけ業務を消化できるかを求められていたので、日々時間に追われている感じがしていました。こちらで働きだし、従業員の方々にゆったりした優さを感じ、自分自身も時間に追われることなく働けています。実家が農家ですので田植えなどを手伝う機会もあったのですが、こまち野での仕事は同じ農業でも全く違っていて驚きました。今後わからない部分も勉強して、周りの皆さんの力になれるよう、スキルアップしないといけないと思っています。





■転職はハードルの高さも感じますが「する前」「した後」で感じることを教えてください

転職を考えることは何度かありましたが、新しい環境に移ることは勇気がいるし、怖さもあるので、思っていてもなかなか行動に移すことができませんでした。でも実際、勇気を出して転職し、新しいことに挑戦してみると、難しさを感じることもありますが、楽しいこともたくさんあって、今は転職して良かったと思います。


■Uターンして感じることは何ですか

地元は、若い人離れと高齢化がどんどん進んでいますので「地元に貢献したい!」という気持ちがありました。地元に帰ってみると、親から喜ばれましたし、中学・高校時代の友達と遊べたりもして、帰ってきてホント良かったと思います。





■こまち野の仕事の魅力はどこだと思いますか

いちご狩りに来られたお客様から「美味しかった!」と言っていただける。道の駅へ配達した際は「こまち野さんのいちご大きくて美味しそうだから買っていくよ」など、声を掛けていただける。このようなところは、すごい嬉しいです。お客様との距離が近いというか、直接、お客様の声を聞けるところです。

作業では、わからない部分を色々と教わるんですが、みなさんにわかりやすく丁寧に教えていただけ、そういう所は自分にとってありがたいことですし、魅力のひとつだと思います。


■今後の目標を教えて下さい

こまち野でいちごの生産を担っている人は、ご年配の方が多いので、若い力が欲しいと期待されています。ゆくゆくはいちごの生産方法など時間をかけてたくさん学び、何でもできるようになって、目標は大きく、場長になれたらなと考えています。

また、実家では米や野菜を育てていますが、いちごは育て方が違う部分も多いので、自分のスキルアップのためはもちろん、従業員の皆さんの力になれるよう頑張ろうと思っています。



 

取材:藤本真綾

取材日:2021.03.09





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