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執筆者の写真鈴木芽衣

社員を想い、日々勉強

藤河 正弘(ふじかわ まさひろ)さん

勤務先:有限会社コーリヤマ

代表取締役

勤続年数:44年


会社経営、特殊な作業や工程によっては現場に携わることもある。



 

藤河社長に聞いてみました


■社長になるまでの経緯を教えてください

都会に出たいという想いがあり地元の高校卒業後、専門学校に入学し電子設計を勉強していました。当時は壁に当たると逃げ出す癖があったので専門学校も中退してしまい、実家に戻りなんとなくコーリヤマに入社し働いていました。壁に当たると逃げ出すような部分を改善したいと強く想い「やるからには最後までやり通そうという信念」を抱くようになりました。


■そういった心境の変化はいつごろ起きたんですか

27歳の頃ですね。会社で働きだすと改善した方が良いと思われる業界の古い体質が多く目につきました。品質管理を勉強し工場に取り入れてみると目に見えて成果が出たなど、施策が成功した体験を重ねていけたことが自分を変えていったのだと思います。





■経営の難しさを教えてください

「人」ですね。経営者と社員が一丸となって働く体制をつくることには日々悩まされます。ですが、社員の喜ぶ顔や姿を見ることがわたしは好きなので「人」という部分は難しさでもあり喜びでもあります。


■会社の好きなところを教えてください

「社員一人ひとりの顔が見える」距離であるところです。経営者も社員も役割は違いますが、同じ目線で同じ悩みを抱えているので一緒に考えていこうと社員へ話し、お互いの悩みが解決できるような場づくり雰囲気づくりにも取り組んでいます。


■「一針に想いを込めて」という理念は、いつできたのですか

10年前に秋田県の中小企業経営者が集まる勉強会でできました。父や母、わたし自身が理念としてもっているが言語化していないことは何か。魂を込められる、挫けないでやっていけることは何か。思い返して考えていくと「一針」といった言葉にたどり着き理念として言語化しました。





■社員さんとはどのような交流をしていますか

お昼の休憩時間は社員のみなさんと同じ場所で会話をしながら過ごしています。「夕ご飯は何にするの?」とか世間話で盛り上がっています。





■今後の夢や目標を教えてください

「この会社で働いていて良かった」と社員が思える会社にすることです。社員のお子さんが「コーリヤマで働きたい」と想ってもらえることを理想としていますので、このような想いを抱いていただけるような会社を目指していきます。



 

取材:鈴木芽衣

取材日:2020.09.08





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