小松 誠(こまつ まこと)さん
勤務先:株式会社マインド
所属:葬祭部
勤続年数:5年
小松さんに聞いてみました!
■入社の経緯を教えてください
こちらに勤める以前は他の葬儀社に20年ほど勤めていました。そちらを退社することになったとき、マインドに勤めていた元同僚から「今、人材が足りていないのでマインドで働いてみませんか」と声を掛けられたことが入社のきっかけです。
■どのような業務をおこなっておられますか
葬祭部に所属していますので、葬儀の施工あたる業務全般に携わっています。マインドでは、仕出しやギフトの販売もおこなっていますので、担当業務以外にも料理やギフトの配達など会社の業務全般もおこないます。
■仕事の難しさや、やりがいについて教えてください
葬儀は人を相手にする仕事ですので、時間通りに進行することや良い印象を持っていただくことなどに気を付け施工しています。メンタルが底に位置されるお客様と接する職業ですので、打ち合わせの段階から細心の注意を払い、お気持ちを察しながら営業しなければなりません。無闇に笑顔であってもダメですし、暗い気持ちばかりでも良い印象を与えることができません。当社をご利用いただいたお客様からの口コミでサービスや価格などをご存知なお客さまが地域には多いですが、初めてご利用される方は「価格の高い棺や祭壇を勧められるのではないか」など、警戒や不安を抱かれる場合もありますので、お考えやお気持ちをお聞きするなど会話ややりとりに注意しています。葬儀の営業は究極のサービスマンといわれるほど難しさがありますが、滞りなく終えることができ「大変よくやってもらった」「ありがとうございました」という言葉をいただけたときは大きなやりがいを感じることができます。
■以前お勤めの葬儀社とマインドの違いをどのように感じますか
以前勤めていた葬儀社は、マインドより規模の大きい会社でしたのでカバーするエリアが広かったのですが、マインドは地域に根ざし、地域に密着した葬儀社ですので、以前の会社では難しかったお客様の様々なご要望に小回りを利かせることができます。また、葬儀にまつわる仕出しやギフトも自社でおこなっていますので、料金的にも他社より低価格で施工できることも大きな違いです。
■社会人となった頃の自分にアドバイスできるならば何と伝えますか
社会人になったのは40年ほど前ですが、その後、何度か転職を経験しています。ですので、転職にあたり良く考えてから決断しなさいと伝えたいです。
■最後に、わたしたちのような就職前の学生にアドバイスをお願いします
やりたいことが見つかっていない学生も多いかもしれませんが、自分がなりたい職業を一生懸命探すことが大切だと思います。わたしは高校生のとき、県警の警察官なりたいという夢がありました。警視庁には合格したのですが県警には落ちてしまい、なりたかった職業に就くことはできなかったのですが、振り返ると後悔はありません。ですので、深く考えず給料の良い会社を志望するのではなく、入りたい会社や就きたい職業が果たして自分に合っているかどうか時間をかけて考えると良いと思います。
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取材:須田和希
取材日:2021.08.20
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