研究員:木村麟之輔
研究した企業:小野建設
レポート日:2021.03.20
日本大学芸術学部2年生の木村 麟之輔(りんのすけ)です。今年の春から秋田公立美術大学に3年次編入します。秋田の魅力的な文化をリサーチ・制作していきたいです。
取材した企業の印象 朗らかで家庭的、和気あいあいとした雰囲気がお話しから伝わってきました。特に副社長様の人柄が親しみやすく、安心感を持ちました。従業員の皆さまも自然体で接してくださり、リラックスした気持ちでお話を聞けました。世代や性別の垣根を感じないコミュニケーションを取られており、とても働きやすい環境であることも伝わってきました。
取材の中で驚いたこと
フィリピン人の外国人技能実習生の方が働かれていることに驚きました。地方の小さな町で外国の方が技能実習生として働かれていることはとても珍しいことだと思います。「真面目な人柄で、明るい雰囲気をくれる実習生の方々は、各現場から引っ張りだこなんです」というお話に温かみを感じました。従業員の皆さんは言葉が通じない外国人に教える機会を自分の能力を高めるチャンスだとボジティブに捉え、積極的な関係づくりをされているそうです。
魅力的に感じた部分 「社員が働きやすい環境をつくることが自分の使命だと思っている」という副社長様のお話に魅力を感じました。
お話を聞く中で、繋がりを大切にする温かい職場の雰囲気を感じたのは、副社長様をはじめとした従業員の皆さんのお人柄によってだと思います。
副社長様自らが、ブログを日々更新されているお話に、より親しみを感じ、心が動かされました。
- 感 想 -
「地域に住む人たちに喜んでもらう仕事がしたい」「従業員が働きやすい環境を提供していきたい」というお話しは印象的でした。これまでの取材でもお聞きした共通するお話しだったので、大切な部分であると改めて認識しました。
副社長様はユーモラスな言動が多く、笑いを誘い、場の雰囲気を和らげます。一方で、質問に対して熱意ある回答をくださる誠実な方でした。
取材に応じてくださった方に妊娠中の従業員さんがいらしたのですが、妊娠期間も安心してお仕事を続けておられ、誰もが気持ち良く働ける企業様だと感じました。
老朽化する建物の解体、道路のメンテナンスなど、地域の暮らしを支える砦のようなお仕事をされるお話に、小野建設様の存在は地域にとって大きいのだと感じました。
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